保険適用で治療が身近になった今、知っておきたい心と体のケア法
2022年から不妊治療が保険適用となり、多くのご夫婦が治療に挑戦できる環境が整いました。
しかし、治療のステップを進める中で「肌がボロボロになった」「気分が落ち込む」「体調がずっと優れない」と感じる方が増えています。
実は、筆者自身も不妊治療の経験があり、ホルモン治療による肌荒れや強いメンタルの浮き沈み、疲労感と日々向き合ってきました。
だからこそ、この記事が同じように悩まれている方の励みになればと思い、心を込めて綴っています。

【背景】保険適用で不妊治療が「身近」になったからこそ
保険適用によって、これまで高額だった体外受精や顕微授精が経済的に受けやすくなり、治療に踏み切る人が増加しています。
それと同時に、日常生活に支障をきたすほどの副作用や、周囲には話しづらい「見えない不調」を訴える声も少なくありません。
【不妊治療で起こる“3つの不調”とその原因】
1. 肌の不調(乾燥・毛穴・吹き出物)
・ホルモン剤(黄体ホルモン、排卵誘発剤)の影響で皮脂分泌が増減
・ターンオーバーの乱れにより、肌荒れやニキビが慢性化
・ストレスによりバリア機能が低下
2. 体調不良(倦怠感・むくみ・冷え)
・ホルモン製剤による一時的な代謝低下
・注射や服薬で肝臓や腎臓への負担が増す
・通院や採卵での肉体的ストレス
3. メンタル不調(不安・落ち込み・自己否定)
・治療の結果に一喜一憂する精神的負担
・「女性としての役割」などの社会的プレッシャー
・睡眠の質の低下や孤独感による慢性的な気分低下
【今日からできるセルフケア&サロンケアのすすめ】

肌の不調への対策
・やさしいスキンケア(セラミド、無添加、弱酸性)
・刺激の強いアルコール、レチノールや高濃度ビタミンCなどの成分は使わない
・次世代ピーリングやエレクトロポレーションや導入で肌の再生力をUP
・肌状態に応じて施術内容をカスタマイズするのが理想
体調へのアプローチ
・温活(温湿布・入浴・よもぎ蒸し)で血流改善
・鉄分・タンパク質・ビタミンB群を積極的に摂取
・自律神経を整えるアロマやリラクゼーションも◎
メンタルケア
・感情を吐き出せる「話せる場所」を持つ
・マインドフルネスや深呼吸などの簡単なセルフケア
・サロンで過ごす“安心できる時間”が気持ちの安定に繋がることも
【どうしても辛くなった時には】
不妊治療は、誰にも見えないところで心も体も頑張り続ける日々。
筆者も「もう無理かも…」と思ったことが何度もあります。
でも、そんな中でも“自分を労わること”で少しずつ心と体が軽くなっていくのを感じました。
このブログが、同じように治療と向き合っているあなたの少しのヒントや、気持ちの支えになれば幸いです。
肌トラブルやメンタルの揺らぎなど、どんな些細なことでも大丈夫です。どうか一人で抱え込まずに、ご相談くださいね。

【まとめ】
不妊治療は「未来の希望のためのプロセス」である一方で、体と心、そして肌に見えないダメージをもたらすこともあります。
その不調に気づいたとき、しっかりケアしてあげることが、治療を続けるための大切な土台になります。
当サロンでは、不妊治療に取り組む女性の肌と心に寄り添うケアを大切にしています。
あなたのペースで、安心して過ごせる時間を提供できれば嬉しいです。
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