〜紫外線の基礎知識と、日本と海外の違いも徹底解説〜
年々強まる紫外線。シミや日焼けだけでなく、シワ・たるみ・肌老化にも大きな影響を与えることが知られています。
「UVクリームは毎日塗ってるから大丈夫」
…本当にそれ、自分の肌とライフスタイルに合っていますか?
今回は、美容のプロが教えるUVクリームの選び方と、紫外線に関する常識のアップデートをお届けします。
紫外線は肌老化の最大要因
紫外線は大きく分けて2種類あります。
- UVB(短波長):肌表面に影響。日焼けやシミの原因。
- UVA(長波長):肌の奥まで届き、コラーゲン破壊やたるみ・シワの原因に。
つまり、紫外線対策はエイジングケアの基本でもあるのです。
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」って何が違うの?
UVクリームの成分を見ると「吸収剤」か「散乱剤(ノンケミカル)」のどちらかが使われています。それぞれの特徴はこちら:
● 紫外線吸収剤(ケミカル)
紫外線を一度吸収し、熱などのエネルギーに変換して放出。テクスチャーが軽く、白浮きしにくい。
- メリット:伸びが良く使いやすい、メイク崩れしにくい
- デメリット:肌への刺激になる可能性がある。敏感肌には不向きな場合も。
● 紫外線散乱剤(ノンケミカル)
紫外線を物理的に反射・散乱させるタイプ。主に酸化チタンや酸化亜鉛が使用されます。
- メリット:肌にやさしく、敏感肌・子どもにも安心
- デメリット:白浮きしやすく、やや重たい使用感
SPF・PAの正しい見方と選び方
- SPF:主にUVB(シミ・日焼け)対策。最大値はSPF50+
- PA:UVA(シワ・たるみ)対策。「+」が多いほど効果が高く、最大はPA++++
でもちょっと待って!
「数値が高い=常に良い」とは限りません。
SPFやPAが高いほど、肌への負担が増える可能性もあります。日常生活ではSPF20〜30/PA++程度でも十分です。数値はシチュエーションに応じて使い分けるのがベストです。
シチュエーション | おすすめSPF/PA |
---|---|
通勤・買い物程度 | SPF20〜30/PA++ |
屋外レジャー | SPF30〜50/PA+++〜++++ |
海・山など強い紫外線下 | SPF50+/PA++++ |
日本と海外のUV常識の違い
【日本】
- 美白信仰が強く、「とにかく数値が高いものを」という傾向
- 肌負担への配慮が重視され、ノンケミカル志向も高い
【海外(特に欧米)】
- 紫外線=“Skin Cancer(皮膚がん)”の原因という意識が高い
- UV対策は予防医療の一部。年齢・性別を問わず全身に使うのが常識
- オーガニック志向が強く、環境への配慮(海にやさしい処方)も重視される
【サロン専売】おすすめのUVアイテム紹介
当サロンで取り扱っている人気UVケアアイテムを、プロ目線でご紹介します。
【1】アルピジョン アルピュアブライトアップUV

天然由来100%・9つの無添加。SPF30/PA+++
肌にやさしいノンケミカル処方で、白浮きせずトーンアップ。
- 透明感のある仕上がりで白浮きしにくく、メイク下地としても優秀
- アルカリ還元水やミネラル配合で保湿力◎
- くすみをカバーし、艶肌を演出
おすすめの方:
♦︎敏感肌・乾燥肌/♦︎日常用/♦︎スキンケア効果重視/♦︎トーンアップしたい方
【2】リバイブローズ UVプロテクションベース

SPF50+/PA++++。ノンケミカル処方ながら、高機能なUV+美容下地。
- ブルーライト・大気汚染もブロック
- ピンクベージュカラーで血色感アップ
- バラ幹細胞・ナイアシンアミド配合
おすすめの方:
♦︎外出が多い日/♦︎ノーファンデ派/♦︎時短で美肌を叶えたい方
UVケアの正しい使い方・順番
【朝の使用順】
- 化粧水
- 美容液
- 乳液またはクリーム
- UVクリーム
- ファンデーション(必要な方のみ)
※首・耳・デコルテも忘れずに。
UVクリームの正しい落とし方
- アルピジョン:洗顔料または弱めのクレンジングでOK
- リバイブローズ:クレンジング剤の使用がおすすめ
肌に残った成分はくすみ・毛穴詰まりの原因にも。夜はしっかり落としましょう。
まとめ:未来の肌は、今日のUVケアで決まる
正しいUVクリーム選びと、毎日の積み重ねが未来の肌を変えます。
ライフスタイルに合わせたUVケアで、紫外線から肌を守りましょう。
当サロンでは無料のUVカウンセリングも実施中。お気軽にご相談ください。
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