はじめに
「妊娠中もお肌のケアをしたい」「むくみやくすみが気になるけど、エステって受けても大丈夫?」
そんな疑問をお持ちの妊婦さんも多いのではないでしょうか。
実は妊娠中は、多くのエステサロンで施術をお断りされるケースが少なくありません。
今回はその理由と、妊娠中でも受けられる可能性のある施術について解説します。
■ なぜ妊娠中のエステは基本的にNGなの?
妊娠中の女性の体は、ホルモンバランスの変化によって非常にデリケートな状態にあります。
この影響は肌にも現れ、通常よりも敏感になったり、予想外の反応が出ることも少なくありません。
妊娠中の肌トラブル例
- 突然のかゆみや赤み
- 乾燥や肌荒れ
- 色素沈着(シミ)やくすみの悪化
- アレルギー反応が出やすくなる
「普段使っている化粧品で肌トラブルを起こした」という妊婦さんも多く、
エステで使用する製品や施術でも、予期せぬ肌トラブルにつながる可能性があるため、
多くのサロンでは妊娠中の施術を慎重に判断しているのです。

■ 妊娠中に避けるべきエステ機器とは?
妊娠中に避けるべきなのはボディ施術に使う機器だけではありません。フェイシャル機器にも注意が必要です。
● ボディ系の主なNG機器
- 高周波・ラジオ波(RF)
→ 体の深部を温め、血流や子宮の働きに影響を与える可能性 - EMS・低周波
→ 筋肉を刺激する作用があり、子宮収縮を引き起こすおそれ - キャビテーション・超音波
→ 振動が体内に伝わり、安全性が不確かなため避けるのが一般的 - 強い吸引機器やマッサージ機器
→ 急な血流変化が体調不良を招く可能性あり
● フェイシャル系でも注意が必要な機器
- ラジオ波(フェイシャル用)
→ 顔用であっても温熱による刺激は妊娠中の体に負担となる場合あり - EMSリフトアップ機器
→ 微弱電流でも、全身に影響を与えるリスクがあるとされる - 超音波洗浄・毛穴吸引機
→ 刺激や圧が妊娠中の敏感な肌にトラブルを引き起こす可能性あり
フェイシャル機器であっても妊娠中の使用は推奨されないことが多く、慎重な判断が必要です。
■ 妊娠中でも受けられる施術はある?
体調が安定していれば、以下のような肌にやさしいケアであれば、妊娠中でも対応可能な場合があります。
- 刺激の少ないフェイシャルハンドトリートメント
- 保湿中心のパックやスキンケア
- アロマを使わないヘッドマッサージ(香りや刺激成分を避けたもの)
- 剥離のないタイプのピーリング
いずれも事前にサロンへ妊娠中であることを伝えたうえで、体調や妊娠週数を確認してもらうことが大切です。
■ 妊娠中でも受けられるメニューを導入しているサロンも
最近では、「妊娠中でも無理なく受けられる」専用メニューを用意しているサロンも増えてきました。
特に、ナチュラル素材を使ったピーリングや、敏感肌用フェイシャルケアなどは人気です。
■ 妊娠中の方にご案内できるオススメメニュー

【刺激の少ないハーブピーリング】
ハーブピーリングといえば剥離したり、刺激が強いかと思われがちですが、中には妊娠中の方でも安心して受けていただけるハーブピーリングがあります!
妊娠中でも施術可能なハーブピーリングの特徴
- 剥離なしタイプで刺激が少ない
- 天然由来成分配合で敏感肌の方にも対応
- 妊娠中に起こりやすいくすみ・ニキビ・ざらつきケアにも効果的
- 横向きなど体勢に配慮した施術も可能
施術前には丁寧なカウンセリングを行い、無理のない範囲で安心してケアを受けていただけます。
🔽妊娠中でも受けられるハーブピーリング取扱店はこちらhttps://esthetic-happy.com
■ まとめ
妊娠中のエステは、思っている以上に肌や身体への影響が大きく、原則としてNGとされる施術も多くあります。
特にエステ機器に関しては、ボディ用だけでなくフェイシャル用機器でも注意が必要です。
しかし、体調や肌状態に合わせたメニューを選べば、妊娠中でもケアを楽しむことは可能です。
安全に配慮された施術を選ぶことが、妊婦さんと赤ちゃんを守る第一歩。
無理せず、自分に合ったケアを取り入れて、妊娠中も快適なお肌と気持ちで過ごしてくださいね。
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